第2部のご講演は、崇城大学薬学部 未病薬学研究室の宮田健教授です。
宮田教授には「未病を治す」という演題での講演をしていただき、その講演の中で、皆様の前で「美露仙寿」の実験について"中間報告"という形での発表をしていただきました。
講演内容は「未病」についての説明や、美露仙寿の実験(マウスへの長期投与実験の途中経過や、分子シャペロン誘導効果など)についてです。
まず「未病」とは何か。
西洋医学ではなく、東洋医学の概念になります。これは「健康ではないが、はっきりした病気にかかっているわけではない状態」と定義されます。
「なんとなく調子が悪いけれど検査をしてもどこにも異常がない」というような状態を指します。これは病院に行くと「不定愁訴」や「自律神経失調症」と診断されることが多いものです。
そして、これら未病の原因やそれに対する策などとあわせて、美露仙寿についても触れていただきました。
数年前から、宮田教授には美露仙寿の研究をお願いしておりましたが、その内容についてスライドを用いて視覚的にも分かるようにご説明いただきました。
(右にある3枚の図は、宮田教授が講演の中で実際に使用したものをサイズを小さくして使わせていただいております。ダブルクリックで大きな画像を見ることが出来ます。)
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