第16回 世界臨床薬理学会


 2010年7月17日から23日までの1週間、デンマークの首都コペンハーゲンの
Bella Center会場において、 『第16回世界臨床薬理学会』が開催されました。

この学会に、崇城大学薬学部の宮田健教授の未病薬学研究グループが出席。

「美露仙寿」を用い、『抗疲労』ならびに『抗酸化酵素』と『熱変性蛋白』の
果たす役割を検討されました。

※ 世界臨床薬理学会=世界最大級の国際薬理学会総会。
   1961年より4年ごとに世界各国で開催される。

   世界中の臨床医や、薬学におけるトップレベルの研究者が開催地に集い、研究成果、最新の
   技術薬理学を当総会で発表を行う。

   当総会で発表された論文の中にはWHO(世界保健機関)における指針や基準を形作る研究
   論文もあり、世界各国の医学・薬理学研究者、医薬品開発分野における最新情報の発信元と
   して製薬企業らの関心も高い。

 WHOと協力体制にあるIUPHAR(国際薬理学連合会)が主催し、Danish Society for harmacology
 と、the British Pharmacological Societyによって開催される。
 

 

Bella Center
Bella Center会場
   
第16回世界薬理学会_プログラム
出席証明書
プログラム表紙
出席証明書
   
 

 

研究内容の発表は、

@ 「美露仙寿」の成分の説明
A 運動による疲労が少ない(抗疲労効果)
B SODおよびグルタチオン活性上昇による抗酸化作用の亢進
C HSP72およびGRP78の発現量増加による細胞保護効果の亢進

などです。

※ HSP: ヒート・ショック・プロテイン(熱ショック・タンパク質)
   GRP: 抗がん剤や放射線治療に対する抵抗性を生み出す遺伝子

ポスター会場1
ポスター会場の風景1

ポスター会場2
ポスター会場の風景2

BellaCenter会場前にて先生方と記念撮影
BellaCenter会場前にて先生方と記念撮影
発表内容の記載されたボード(クリックで大きい画像がでます)
 
   

ちなみにヨーロッパ第1号のお客様は、この学会を見学するために向かった団体の通訳の方でした。

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